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糖尿病の改善に向けて理解を深めるサイトを目指します。
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高血圧、糖尿病は国民病とも言えるほど身近な存在です。
日本人の2~3人に1人が高血圧、糖尿病患者と言われており、
その数は約4700万人に上ります。


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食後に高血糖だけがみられる段階

食後、吸収された糖が門脈に入ると、膵臓から瞬時にインスリンの追加分泌が起こり、肝臓は糖の放出を抑え、逆に糖の取り込みを促進するようにその働きが切り替わります。
一方、食べ過ぎや運動不足でカロリー摂取過剰になるとエネルギーバランスがくずれ、肥満に伴い脂肪細胞の大きさか、数が超え、また肝細胞や骨格筋で中性脂肪の過剰な蓄積が起こり、インスリンの作用が低下する「インスリン抵抗性」の状態になってしまいます。

肝臓にインスリン抵抗性があると、食後、肝臓に糖が流入しても、肝臓への糖の取り込みはうまくいかず、また肝臓から糖の放出量も減らないので、血液中に流れ込む糖の量は増える一方になってしまいます。
そこに糖を利用する側の骨格筋にもインスリン抵抗性が存在すると、糖がうまく骨格筋に取り込まれず、食後、急激に上昇した血糖値がなかなか下がらない状態に陥ります。これが「食後高血糖」です。
この状態が長期間続くと、膵臓はインスリン分泌をさらに増やして血液中の糖の取り込みを促しますが、その結果、膵臓にかかる負担が限度を超えると、インスリン分泌機能が急激に衰え、空腹時血糖値も上昇して、例えば健康診断などで空腹時血糖を測ったときに『糖尿病』と診断されることになります。
しかし、膵臓の働きが低下しないうちに、食後高血糖に始まる悪循環を改善する治療が行われれば糖尿病の進展を防ぐことができます。

 

また、食後高血糖だけがみられる段階で、食事療法・運動療法を行うと肝細胞と筋肉の細胞に蓄積した中性脂肪を減らす高い効果が得られ、肝臓の糖の取り込みと糖の放出バランスが改善されることがわかってきました。

 

出典:三和化学